ティンカーベル

声を荒げて言及することではないのですが、きっかけはニュース番組で報道されていたおバカ発言

ディズニー映画最新作の「ティンカーベル」のPRでいらっしゃったらしい
木下優樹菜さんの発言に対して、ニュース番組中におバカコメントと言う報道をする場面があり、
私は、個人的に「いや、まっとうなコメントしてるのに何がおバカコメントなんだ…」と
閉口してしまいました。

こちらの記事より以下の文面を参照いたしましたが、
ニュース番組でも大体似たような報道をしていました。

ティンカー・ベルにちなみ、実際に妖精を見たことがあるか聞かれると、「妖精というか、ちっちゃいおっちゃんを見たことがあります」と答え、報道陣の大爆笑を誘う。「寝起きの時に、枕元におっちゃんがいたんですよ。あれ?と思ってたら、ちっちゃいおっちゃんが腕のあたりを歩き回ってて……」。真偽は謎だか、今回もあらゆる意味で"優樹菜ワールド"全開の会見となったことは確か。

・・・え?笑う所か?
それ以前にバカにする所ですか・・・?

別に私は妖精学とか、そういったことに精通しているわけでも、ましてや詳しく知っているわけではないのですが、
この発言が間違っていないということは、察しがつきます。
妖精はちまっこくて羽の生えた美少女というイメージが世間一般に広まっており、あまり妖精などに興味が無い人にとっては
それで認識が完了してしまいます。
しかしながら、世界の妖精についてちょっと調べてみるだけでも、そのほとんどが「ちっちゃいおっちゃん」です。
レプラコーンやドワーフなんかがその特徴を持っています。
私もあまり妖精うんぬんに詳しいわけじゃないのですが、どうにもこうにも、のどの奥に小骨がつっかえたような
感覚が拭えなかったのでブログで憤怒してみました。ぷんすこ。

間違った認識で人のことをお馬鹿よばわいする前に、キチンと正しい知識を下地に持った上で、バカなり何なり
発言するべきだと思います。ましてやその媒体がテレビともなれば、その発言力は類を見ないほど強固な物になるのですから。。。

ちなみに、似たような事例で「スライム」の認識が、ヨウカンのような丸い角の生えた形状の「ぷよぷよ」みたいな
ものであるという認識にも、むっとしています。
スライムは、元々強酸の魔物で初心者がおいそれと手を出して簡単にやっつけられるほどの手合いじゃありません。
剣などを使用した物理攻撃なんて、彼らにとっては「へっちゃらへー」なんですよ…