これは罰当たり?常識?

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この記事も独り言になってしまいますが、書き残します。
メモリアルアートの大野屋さんから初盆とやらの連絡が来ました。
あぁ、母が昨年死にまして・・・、それから迎えた初のお盆ということで
「初盆」という特別な習慣があるそうです。
「習慣」です。
私はまだまだ若輩者なので「初盆」なんて言葉、初めて聴きました。
なのでちょっと調べてみると、費用が一般に70万程かかるとか。
本当にそんなものやる必要があるのかと色々調べてみましたが
やらなければいけないという記事が目立ち、気持ちとしてやらなければいけないと追い込まれてしまいました。
でも、そんな高額、ほれさっさと坊さんに払うのは、やっぱりおかしいと思うのです。
そんなことを言うと母が供養されない?
・・・馬鹿ですか?それをすれば母が帰ってくるなら、何の文句も言わずするでしょう。
もちろん、五体満足、死んだ時の病状などがすっかり綺麗になった状態でね。。。
父に、「やらなくちゃいけない行事なんだね」と70万の出費を考えながら相談したところ
「そんなことしないよ」と返されました。
いつもの私ならやらなくて当然、これは坊主丸儲けの、いうなれば「イベント」だから参加は個人の自由なので、
取捨選択は個人に任される。ならばやらない。というところなのですが・・・
今回は、ネットで「やらなければならない、常識的なこと」みたいな記事が多く目に入ってきたので、てっきり過信してしまいました。
だからこそ、こういった偏った情報に釘を刺します。
お盆の常識とか唄ってる、新盆、初盆、それで得するのは、故人ではありません。
もちろん、遺族でも、御近縁の方々でもありません。
坊主です。坊主丸儲けです。
それでも、やる価値はありますか?ありません。



もし、周囲にやるのが当たり前と推し進められた時、お坊さんとの話し合いの席で、
シレッと5万円・・・いや、いっそ5千円(タクシー代と食事代)だけ渡してみてはどうでしょう。
もし、「こういう場合は70万円ほどいただくのが相場になっております・・・」なんていう坊主がいれば、
それは、お金だけが欲しい生臭坊主なので、供養していただいても故人の魂はただ彷徨うだけです。
まったく意味がないので、縁を切った方がいい場合も有ります。
多分、その後も無駄に高額の金銭を要求され「当たり前」とか「相場です」とか、都合のいい言葉を使われ
あなた自身が散財するだけですよ。


だから、私は声を大にして言います。
「初盆、新盆はやるのが常識・・・ではありません!」

故人を慈しむ気持ちは、これまでの色々な葬儀で故人には申し訳ないほどに伝わっています。。。
お金をかければ供養できる物ではありませんし、そんな考え方なら、いくらお金をかけても供養できません。
毎日、故人の事を思っていればそれが供養になるのではないでしょうか。