可逆圧縮形式の検索中に感じたblog記事の対応姿勢

古いファイルを整理していた所、tta形式のファイルで圧縮されているものがあり
ひさしぶりにTauProducerをインストールしてみた。
なにぶん、久しぶりのttaだったので、TauProducerを使うことを思い出すのに
多少手間取ってしまった。
猿Audioだったか、Lilithをつかうんだったかと・・・
で、捜索中に一つ気になった記事があったのでちょっと記載
http://revivalgate.net/pc/2004-11-27a.html
内容は、ざっくり要約してしまうと「mp3はいろいろ損なのでttaを使おう〜」みたいな記事でした。
(詳細はキチンとリンク先を読んでよね〜)
 

いまだに 128kbps の mp3 で CD をエンコードしまくっている友人もいるのですけれども、実際問題として今日の高速なコンピュータの能力に加え、1GB あたりたったの 40 円な HDD のキャパシティを持っているにもかかわらず、せっかく買ってきた CD を 劣悪な(これは mp3 へのエンコードによる平均的な劣化だけではなく、mp3 のなかでもさらにという意味も込めて)mp3 で圧縮するなんて、勿体無いの一言です。しかも、PC の中に入れてしまうのを呼び出すほうが CD を取り出すよりラクだから、結局その劣悪な mp3 ばかりを聞いている、という。

音楽には明るくないので、感じたままかいちゃいますけどつまりは
mp3はダメすぎる。劣悪だ!!と、攻撃的な文句が目立っています。
おそらく、こういうことを書く人って言うのは、PCスピーカーも云万円とする
たか〜くてサラウンドとかものすんごいのを使ってるんでしょうね。
今や1G/40円の時代にmp3の圧縮率の高さに踊らされて、音質を悪化させる何て愚の骨頂!
みたいな事もかいてあったような。
結構mp3批判の強い内容となっておりました。
 
こういった「一般的であるものを批判する」記事は、時として慎重な目でみると話し合うべき
内容である場合があるのですが、一般的であるものが実際には劣っているわけではない場合
少々記事がごり押した感じになり、批判が多く起きるorまったく相手にされないものです。
私にとってはTTAとかOGGの形式のファイルよりmp3で保管したほうが「一般的」かつ「容量節約」
の面で優れていると思っているので上の記事は「強く批判しすぎ」と言う印象を受けました。
 
ただ、このページで良いな〜と感じたのは「コメントの対応」です。
世間に対し、挑戦的な記事はしばしば「抑止する動き」が起きるもので、このページでも

3: way (2006-10-29 20:43)
mp3の128kbpsは別に劣悪な音質ではないと思いますが。
少々ご意見が極端なのではないでしょうか。

という、まぁ皆さんが普通に感じたつっこみがさらっと書かれています。
それに対してコメントは、肯定的な意見のあとに
「ただ、私はもったいないと感じたんです。」
みたいな切り替えしでした。
コメントに対してちゃんと相手の意見を尊重し、自分の意見を強引に貫きすぎることなく
両者の意見ともに確かな情報である事をコメントしている、それがいい雰囲気のまま
後に続くコメントが肯定派、否定派が炎上しないで進んだように見えます。
 
 
・・・なんで突然こんな記事を書いたかと言えば、この前の「ゆとり」を取り扱った
サイト管理者のコメントに対する対応が酷すぎた事に起因します。
コメントを読んでてイラっとしたのが久しぶりだったのでね。。。
というか、なんか対応が酷いと思ってそのサイトのほかの日のコメント対応をみたら
あまりコメントが無い、うちのような過疎サイトだったようで。
ニュースサイトで取り上げられた事で一気に炎上したみたい。
 
すいません、ちょっと愚痴が入りました。
 
やっぱり、記事に対してコメント貰ったら、例え否定的なコメント内容だとしても
紳士的な書き込みならば、コメントを受け止めて一度考えてから返答するべきですよね。
紳士に。