お別れの刻

私の愛すべき同居人、カナヘビが冬眠を終え、
つい先日、卵を産んだのですが、どうにも弱弱しい外殻。
しかも、通常4〜7程度の卵を産むのが普通なのですが、卵の数は1つ。
さらには、湿った岩の下に生むべき所を、日光がんがんに照り注ぐ木の板の上に生みやがった。
これは健康状態がかなりやばいかな。。


・・・
そして、今日カナヘビとお別れをする事にしました。

天気は快晴。カナヘビのケージを庭に横倒しにしてしばし傍観
・・・
あ、あれ?
まったく逃げない。
突付いて出そうとする。
・・・って言うか、それ以前に手を近づけたらゆっくり手に乗っかってくる。
・・・うわ〜・・・こんなにあたしに慣れてたのかぁ・・・
不意に起こる親心を必死にこらえ、手に乗ったカナヘビを低樹の上へ。
もう一匹は、石垣の上へ。
・・・まったく逃げない。
お爺ちゃんが近づいてもまったく警戒していない。
今後、こいつらはちゃんと自然界で平穏に暮らしていけるのか、不安たっぷりなままお別れしました。