手作りペレット

私の飼っているペットの数が増えすぎてしまった為に、
餌のコストダウンを計りたいと、「猫の餌」「犬の餌」「鳥の餌」「兎の餌」等、様々な餌を試して
コストダウンを計ったのですが、ことごとく失敗。
手元に残ったのは、大量の餌の在庫でした。


そして、この前の日曜日にとある方法をためし、その餌の改善の兆しが見えてきたので
ご報告いたします。


まず、これまで使っていた「スリコギ」による餌のクラッシュをやめ、
ミルサーをリサイクルショップなどで安価購入いたしました。
次に、加熱器具を祖父に相談し、練炭・・・は、危ないので温度調節が出来ない為に
倉庫の中に封印されていた電気網焼き機を借りてきました。


手順:
猫の餌、犬の餌、兎の餌、実験動物用ペレットをミルします。
実験動物用ペレットを多めに、と紹介しているところもございますが、
コスト面を節約したいという趣旨の元実施した事なので、以下の方法を取りました。
【材料】
猫の餌+犬の餌=50%
実験動物用ペレット=10%
兎の餌=15%
強力小麦粉+ベーキングパウダー=25%
大体このくらいの配分で、作成しました。
【方法】
材料をミルサーにかけて、ふるいにかけておきます。
ボールの中に、ぬるま湯を入れ、ベーキングパウダーを溶かします。
すぐに、材料をぶっこみます。
こねます。ひたすらこねます。クッキーが作れそうな程度に固まるまで、こねます。
多少、固まり方が悪くても、水を追加するのは少なめに。
…お菓子作りをしたことがある人はわかるのですが、こねている内に水分が全体に行き渡りますので、
頻繁な水の追加は必要ありません。固まらなくなってしまいます。


出来上がった生地を麺棒などで薄く延ばし、お煎餅サイズに分けてください。
(卵ボーロサイズでも大丈夫みたいです。ただ、火の回りが速いので焦げに注意)
裏、表としっかり火を通してください。
イメージとしては全体的に硬直化するように。
私の場合はそれで出来上がりです。熱いまま与えると焼けどなど起こす場合がありますので、
残った水分を飛ばす意味も含めて暫く自然乾燥させてください。
保存方法は、冷蔵庫が良いとされています。
私は、カビなどが生じる前に与えきる量しか作りませんので、常温保存していますけどね^^;
与える時は、飼っているペットさんが食べやすいサイズで。
煎餅サイズに作っても、保存が楽というだけで、実際は4分の1くらいに切り分けて1日2枚程度あげています(8匹いるので・・・)


最近は朝起きて、前日の夜に与えた餌があらかたなくなっていることを確認するのがうれしい昨今です。
上記の作成手順は、あくまで自分なりに試した結果のプロローグですので完璧なものではありません。


ただ、自分が安価なお手製ペレットを作りたいと思った時に、ネット上にあまりに資料が少なかったので
もし、参考にされる方がいらっしゃいましたらお試しください。
必要であれば、次に作るときに写真など載せますのでコメントお待ちしています^^


最後に。料理を作った記事を書くときは必ず書くようにしていますが、
小さいお子さんなど、火やミルサーなど危険な機材も使うことがありますので
お母さんなど、大人のひとと、一緒にやるようにしてくださいね。
もしかしたらペットの為に調理器具を使うのは嫌だと言われるかもしれませんが、
あくまで、実施者のご判断と責任の元でお願いします。