跳び箱

今、テレビを見ていたら島田伸介達が跳び箱をやっている姿が映っている。
その様子を見て、とても懐かしいことを思い出したので折角だし日記に書こうかと思う。
小学校5年生の頃かな。
体育で跳び箱の授業があった。その放課後、跳び箱を使ってもいいということで、私を含めて元気な生徒は体育館の掃除の後に跳び箱で運動することにした。
若い時という物は、何かあればそれは遊具に変わるすばらしい時代だったと、しみじみ感じる。
テレビでは、池谷が13段を飛び越え笑っていた。
私は、当時は確か13段、手を使わずに飛んでいた。
・・・嘘みたい?
若い頃って言うのは、へんな恐怖心とか少ないもんなんだ。
ただ、自分はそれほどその行為がすごいことだと思わなかったんだ。
あの事件が起き無ければ、特に気に留めず忘れてしまっていたかもしれない。



はっきり言って私の小学生の頃はあまり目立たない、文科系の子供だった。
そんな私が13段手無しで飛ぶなんて事をやってしまった物だから、普段からサッカーバスケにいそしんでる元気っ子達は面白くない。
その中の一人が13段手無しで飛んでやると息んで・・・顔から落ちた。
その後、どうなったかは覚えていないが、それを見て他のメンバーは尻込みしてしまい挑戦してきたのはその子だけ。
成功したのは私だけという形になった。



今?そりゃ無理だろう。
色々、知ってしまったからね。