Oblivionプレイ日記-第一章 第三幕-

妄想ダダ漏れのオブリぷれい日記です。
この文面には全てフィクションと痛いほどの妄想で出来ています。
用法・用量を守って読む人はどうぞ。

メアリー:「ちょっといいですか?」
背後からかけられた言葉に身を返すと、一人の女剣士風の女性が立っていた。
Hazuno:「なんでしょう・・・?」
メアリー:「突然すいません、あなたのその首飾りについて、いくつか聞きたいことがあります。」
また、首飾りか。と私は少し辟易していた。
おそらく、ナデナとの一件もあり、少しだけ己と首飾りをめぐる話に苛立ちを感じていたのだろう。
初対面の彼女に、少しまくし立てるようにネックレスについての経緯を話した。
ルメア湖で魚を狩っていた時に見つけたこと、ナデナという商人の鑑定によるとこれは何か名の有るアクセサリーのレプリカ物であるということ。
それ以外は何も知らないこと・・・。
Hazuno:「だから、これが欲しいならあなたにあげてもかまわない。この宝石が何だって言うの?
     魚から入手したものだというのに、盗品とでも言って私を侮蔑するわけ?」
おそらく、私自身これが気になっていたのだろう。魚が持っていた。しかし、確かに装丁の高価なアクセサリーだ。
どういう経緯であれ、誰かが無くした物が私にめぐってきただけのこの状況が、盗品と疑われているかもしれないという、
すっきりしない状況がだんだんと苛立ちになっていたのかもしれない。
メアリーは私の言葉を聞き、しばらく黙っていたが、何か考えをまとめたように、口を開いた。
メアリー:「失礼しました、私はメアリーと申します。素性は・・・その、流しの剣士をやっております。」
メアリー:「そのアクセサリーについてお話したいことがあります。本当にレプリカであれば良いのですが、そのあたりを含めて
      お時間をいただきたいのですが、よろしいですか?」

私は、メアリーを連れてサイバースレイブに帰ってきた。
Hazuno:「どうぞ」
メアリーと私は、階段を上ってすぐの場所に設置された椅子のところに腰をかける。
手にしていたホットミルクをメアリーに差し出すと、軽い会釈をして受け取る。
一口それを口に含み、一拍置いてから、アクセサリーを渡せと言う様に手でアクションを取る。
アクセサリーを受け取ると、それを眺め、ひっくり返したり、光に透かす様に見た後に、深くため息をつく。
メアリー:「では、Hazunoさん。ここで話すことは他言無用にお願いします。」
アクセサリーを私の手に乗せながら、じっと眼を見て話し始める。
メアリー:「これは・・・故皇帝の物です。」
・・・
Hauzno:「はい?」
話が突拍子過ぎて間抜けな声を上げた。
・・・第一章第四幕へ続く