見てみたい論文

妹が卒業論文提出の日らしく、提出日らしい今朝になってあわてて論文書いていました。
私がトイレに入っていたときにもかまわずに、「人生50年って長いよね、短くないよね」みたいな哲学的な疑問を投げかけてくる始末。
何でも、ほかの人(何かの文献の著者)がそういったことを書いているので、論文として論破する必要があるみたいな。
そもそも、長いか短いかと問われれば、50年×365日×24時間×60分×60秒と、学生時代と比較するなら21年×365日×24時間×60分×60秒の時間差分を求めて、出てきた数値を見て判断すればいいんじゃないかと思う。
長いと思うなんて、もろ文型の領域は抽象的過ぎて私には何を言われても納得できないからだ。
これだけの時間的差があり、睡眠時間に置き換えると〜〜回8時間睡眠をとることができるのです!・・・くらい言ってくれた方が、「あぁ、ずいぶんと50年は長いんだなぁ」と感じることができ、
論文中では長い・短いの抽象表現をしなくてすむ。
人間の体感記憶の話をしているのであれば、私はあまり詳しくないのでいい加減なことを書きますが、
人間の忘却を司る機能により、21年生きてきた人と50年生きてきた人では、不必要な情報として忘れてしまっている領域に差があり、
大体の場合、社会に出ると同じ行動を繰り返して日々が進むため、そういった情報は忘却されやすく、
過去を振り返ってみると、記憶に引っかかる頻度が少なく、結構早く過ぎてしまったように感じるのではないか。


私が見てみたいと思った論文は、文型の論文で抽象表現ばかりで塗り固められたものではなく、
文中に「シナプスの働きにより〜」とか、「人の行動心理に当てはめると〜」とか、そんな記述が見える文型の論文って見てみたいなとか思いました。
・・・実際あっても、よっぽど興味のある分野じゃないと文型論文って読まないけどね。。。