嫌消費という考え方

「嫌消費」世代(2010年)()
“嫌消費”世代 …経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち まにあっくすZ()
・・・まにあっくすZさんは、壷をついてくる記事の紹介が実に的確だと思う。
周囲との違い、に悩む昨今。
友人は車を買い、40万ものカーナビやエアロと呼ばれるパーツの取り付けなどでカスタマイズし、とても優雅な活動に興じているように見える。欲しい物があればあまり迷わず、割とサクサク結構なペースで買う。貯金?100万も無いよ。ははは。
・・・。
・・・?
え、そういうのが普通なの???
というのが私の疑問であり悩みだった。
私は、趣味がパソコンであったため、そんなに激しい消費が無い。
車にも興味が無く、免許は周囲に比べ、いち早く取得したくせに乗車回数はほぼ底辺だ。
上記の友人に誘われ、ペットも飼ってみたが、本当に安い餌ばかりを与えている。
ペットでも、数千円するハムスターを買った友人に比べ、
私は爬虫類ショップで餌にされそうになったネズミをかわいそうに想い、
一匹250円のネズミをつがいで買った。
ウサギもそうだ。友人がロップイヤー種の1万円レベルのウサギを買う脇で、
「ミニウサギ2500円あったぞー!」とその友人から連絡を受け、付き合いと想って購入したが、そこに至るまでに3匹購入を見送っている。
最近では、ネズミが出産を終え、恐ろしいことに20頭を超えたのか?餌不足に嘆いている。
買い物は100円均一で済ませ、必要な物は、1000円レベルで相当に悩む。
空気清浄機が欲しい。友人は即購入した。
私は、延々悩んで買ってない。寧ろ、悩んでいる間の方が楽しいような気がする。
友人に付き合って、消費を増やした方が良いように感じていたのだが、それが逆にストレスになっていた。
お金を使うことが恐ろしい。これは、私の精神が異常を期しているんじゃないかと、徐々に不安になっていた。
「ちょっと無駄遣いしちゃった☆」という冒険をしてみて、自分がどう変化するか・・・と試した物品も、
100円ショップで買ってきた800円商品のルーターという、やっぱりどこかで制御している気がする買い方だ。
・・・買ってきたルーターで彫金するわけでもなく、本当に無駄遣いをした形で放置している。

衣食住などの様々な市場で、欲しがらない若者達が増えている。「アルコールは赤ら顔になるから飲みたくない」、「化粧水に1000円以上出すなんて信じられない」、「大型テレビは要らない。ワンセグで十分」、「デートは高級レストランより家で鍋がいい」などの発言を聞く。

アルコール飲めない。タバコ吸わない。双方共に意味がない。
大型テレビは欲しいけど、買いたくは無い。無くても良いものだから。
高級レストラン、そもそもその店舗が要らない。家で鍋するから安く野菜が買えるスーパーにしてくれw
・・・まぁ、嫌消費とか言う物にばっちりあてはまるわ。



ただね、この記事に不服な点が1つ

この意識の背後には、児童期のイジメ体験、勤労観の混乱や就職氷河期体験によって植え付けられた「劣等感」があるようだ。

・・・いやぁ、なんというかこのコメントはアレでしょ?
浪費することが正義と考える人がこの事象において、優位に立ちたいという願望から来る、
節約や浪費を意識の面からうまく立ち回ってる私達に対する「劣等感」から来た、負け犬発言ですか?
世の中の流れに沿わずに生きることは別に優劣つけるような事象じゃない。
不況の今をバブリーに生きる俺かっこいいとかやってれば、いいんです。
ただ、そこに加えて「バブリーに生きれないお前ら涙目www」とか、下らん煽りを入れちゃぁあきまへん。。
一個人の気ままなブログならまだしも、週刊誌の1ページの記事ですよ、と。



若者の車離れは「家庭用ゲーム機がいけない」とトヨタ自動車幹部 まにあっくすZ()
これも似たような関連記事。
トヨタ自動車ねずみ講に引っかかりそうな考え方ですねwww
昔は、車を未所持の人が多かった。だから人口数に比例して車が売れた。
でも、車を所持している人が飽和してくれば、車が売れなくなるのは当然。
記事の中では魅力的な車が無いから売れない、とも言われているが・・・
正直、魅力も二の次。嬉しそうに語る友人と違い、車種なんて見分けつかないし。。。
車も、マッキントッシュのように企画を統一してしかるべき存在になっているのではないか。
・・・で、あえて問おう。ゲーム機より面白くも無い車畜生が、何を持って「ゲーム機が悪い」といわんたるや?