トップ・シェフ/TOP CHEF Season1 感想

<ネタばれ有り>
ハ、ハロルドォォォォ!!
と、リアルでガッツポーズをしてしまった。
正直、番組の構成的には出来すぎていると思わせるくらい、良いシナリオで話が展開していった。
前回は、第9話までを視聴しての感想ではありましたが、
第11話でのディヴが料理以外のところで敗北宣言を受けた時点で、ティファニーの優勝はありえなかったというのが正直な感想。
準決勝で勝利したディヴでしたが、指定皿数を満たさなかったという事で堕ちるという結果になりましたが、この時、ティファニーが勝利したのであれば、優勝の可能性もやむなしだったでしょう。準決勝の繰上げ勝利者はハロルドだったので、純粋な序列としては、ディヴ、ハロルド、ティファニーという事になる。
これで、ティファニーが勝ってしまうと、実力ではディヴ以下だったが、決勝で戦わずに済んだだけ、チームにディヴがいたおかげ、という事になってしまいかねない。
これは、ハロルドにも言えるかもしれないが、ディヴはハロルドを認めてるから。
スタジオ勢の誰一人としてよい顔をせず、視聴者のお手紙も、どうやらティファニーはトップシェフとしてはふさわしくないという評価。
決勝のチーム戦でのフルボッコが視聴者的には感激展開でしたね。
まさに「因果応報」でした。
まぁ、割と序盤でティファニーとスティーブンはいくら料理がうまくてもトップシェフとは呼べない、もし彼らがそうであるとみとめるのならば、トップシェフには品格は要らないという酷い話だったといえるでしょう。
料理さえうまければよい、というにはお粗末な企画ですからね。
久々に感動の話を見れました。日本のテレビ業界もこのレベルのクオリティでやって欲しい物です。