雷の戦士ライディIII〜逆襲の邪神官〜 クリア感想

インストールしてから3ヶ月以上放置していたゲームを昨日クリア。
正直、バランスが酷すぎてゲーム開始から運ゲーが始まる。
その運ゲーを良しと感じず、インストールしてからえらい積みゲー状態でした。
ゲームが始まり、レベルが上がるまでが運ゲーすぎて、作業感がパなかったんです。
昨日は、もうゲーム的な要素は割り切って、セーブ&ロードを繰り返してレベリング作業。色々ありましたが、最初のボスを倒して、次の階層にいくまでにまず陥るのが、回復アイテム不足。
このゲーム、お金が手に入るのに、買い物が出来ず、回復アイテムは収集品との交換になるのですが、ヒントなどまったくなく、レーティングがわからないまま、収集品を集める。
仲間と融合するとMPを使うことがないので「メンタルポーション」系列が無駄アイテムになる。
回復アイテムが手に入る可能性が序盤は4分の1なので、ジリ貧バトル。
回復は出来ず、敵の攻撃が、ワンチャンあれば負けるー状態なので、変な話、オワタ式で遊んでるような時がある。
その辺のイライラを何とか超えると安定期に入る。
というか、安定しすぎてしまって今度は死亡時のCG回収が出来ないくらい強くなってしまう。
まぁ、それも一階層変わるだけで結構難易度が跳ね上がる場面もあるので、そこらへんはやきもきしながらも楽しめた。
ラストダンジョンに入ってすぐレベルカンストしてしまい、戦闘すら意味が感じられない状態。
収集品のため?いや、レベルカンストすると裸プレイしてても攻撃がこちらに当たらないレベル。
ボスですら。
アイテム意味無い。
収集品の一覧も見れないし、かゆいところには手が届かない。
とにかく、ゲームバランスが酷い作業ゲーになっててがっかりしたというのが本音。
ライディIIが出来すぎだった、というべきなのかIIIになって、劣化した印象が強すぎる。
前回から4年の歳月を経て発売したのだが、おそらくは開発初期のメンバーに大きく変動があったのだろう。
ダンジョンのトラップが旧時代の使いまわしで目新しい要素は無く、上記のお金のシステムもあるだけで機能していない。
ゲームの終盤では毒消しポーション所持数がカンストするなど、酷すぎる。
森は無駄にでかいばかりで、意味は薄い。
というか、あそこでレベルがオーバーキル当たり前の状態になるくらいうろうろさせられて、ほんと、ダンジョンの意味がわけわからなかった。
武器庫もあるだけで、重要アイテムは無かったし。
モンスターの種類が20種類出る、見たいなとんでも設計だったら面白かったかもしれないが、たしか4匹という普通のダンジョンと同じ。
モンスターの種類で言えば、階段を見つけると昔であれば新しいモンスター娘ちゃんにわくわくしたのに、今回は蜂ダンジョンも蟻ダンジョンも、全階層モンスターが同じ。

ボリューム不足感も否めない。
3作目ということを考えると、2倍・・・2.5倍以上は欲しい。
CG回収もただの作業ゲーになってしまう仕様で、回想シーンなんかも一度全クリしないと開放されないので、モチベーションが保てない。
ゲームの章ごとに、せめてモンスター娘を愛でて一息つくくらいの安らぎがないと、後はひたすら作業感が残りました。
期待していただけに、ちょっとがっかりでした。
勘違いしないで欲しいのは、けして悪いゲームではないのです。
一晩で全クリするレベルの品質ではあります。
何が悪いかって・・・前シリーズとの落差が悪いんだと思います。
1,2とあんなに面白かったから3なんてとんでもなく面白いんだろうな、と思って蓋を開けたら、かなり酷かった、という・・・。
おしいなぁ。。