・・・ダメだ、全然アイディアがまとまらない。
・・・とか何とか言ったまま2時間が経とうとしていた。
困った。
で、しょうがないので今作ってるゲームを、また中断しようかと。
つか、流石にあのゲームはありがち過ぎてあれ以上システムを加えても、良くはならないと思ったので少しアイディアの練り直しも含めてまたシナリオを再構成してみた。。
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[Story]
俺は、どこにでもいるような普通の冒険者だった。
本当に、何の変哲も無いどこにでもいる冒険者だった。
あのクリスタルに触れてから、俺の冒険者人生が大きく変わってしまった。。。


「なんだ、この穴・・・」
それは、冒険の途中で町から町へ移動する、そんな普段と変わらない行動をしていた時に偶然見つけてしまった不思議な穴。
少し隆起した岩戸岩の間に僅かに開いていた小さな穴。
ふと、その穴に手を伸ばしたところ、すっと手が岩に吸い込まれ、そのまま岩の中に体が吸い込まれた。
視界いっぱいに広がった岩肌の先には、ぽっかりと開けた洞窟の景色が広がっていた。
「隠しダンジョン・・・?」
偶然とはいえその突然の発見は、自分の好奇心をくすぐるにはもってこいのイベントだった。
よくあるパターンとしては、小規模の洞窟の先に宝箱が落ちていて、多少珍しいか、高価なアイテムが落ちているのがこういった類のイベントの相場である。
しかし、その洞窟は予想より広く、先に進むにつれダンジョンは複雑な表情を見せた。
しばらく進むと、一階層下のエリアに繋がる、人工的ではない自然に出来たような下り坂があった。
俺は迷わず下の回に降り、今度こそ宝箱を取得し様と当たりを見渡すと入り口の非人工的なつくりとは対照的に、綺麗に整頓された祭壇がそこにはあった。
祭壇の前に聳え立つ四本の柱の中央に設置された宝箱を見つけると、周囲にモンスターや、不自然な仕掛け(トラップ)などがない事を簡単に確認し、その宝箱に手をかけた。
宝箱が開き、レアアイテムを感じさせる光のエフェクトと共に、腕の大きさほどはありそうな紫色の水晶が姿を表した。
「シノワリスタル 1個 獲得」
インフォメーションウインドウが開きその巨大な紫水晶はアイコンサイズに変化し自分の荷物袋の中にすっと収まった。
初めて見るアイテムだった。
「何のアイテムだろう?高額収集品かな?」
アイテムの詳細情報を調べようと、自分の荷物袋の中に手を伸ばし紫水晶を探す。
「・・・?」
紫水晶が無い。
ニ、三度全てのアイテムアイコンを流し見てみるが「シノワクリスタル」なんてアイテムは荷物袋の中に入っていない。
疑問はいくつか浮かんだが、とりあえず街に戻りもう一度よく確認する事にした。
・・・
街に戻り何度か荷物袋を確認したが、不思議な事にシノワクリスタルはなくなっていた。
それどころか、街で情報収集をしたが誰一人そんなアイテムの情報はもっていなかった。
いや、それ以上に不思議な事があった。
その洞窟から街に向かう途中に遭遇したモンスターを倒した時にドロップ下アイテムが全てカードになっていた。
初めは、その現象に喜んでいたが、倒す敵全てがカードになり、通常のドロップアイテムは一つも手に入らなかった。
そんな状態は決して正常とは呼べないのだ。それゆえに、だんだんと怖くなってきていた。
「明日になればきっと全て元通りになっているさ・・・」
ぼそぼそとつぶやき、その日はまだ日が傾き始めていないと言うのに宿屋に入り寝ることにした。
・・・
宿屋のベッドの上で手に入れたカードの中から一枚取り出し、しぶしぶとみつめた。
・・・
・・・?
よく観ると、カードの色が通常のものと異なり、ふちが紫色をしている事に気が付く。
今日取得した全てのカードを確認してみるが、全てが紫色をしていた。



この後の展開予定:
考えがまとまらず、そのまま静かに眠りに付く主人公
夢の中でシノワクリスタルの声を聞く
次の日、目がさめると見たことの無い娘がベッドの傍らに座っている。(シノワクリスタルの虚像)
モンスターカードの一枚が人の形に実体化する。
再び洞窟を訪れる主人公。
過去の魔王と呼ばれた一人の冒険者の遺品の日記を見つける。
敵を倒しても経験値にならず、魔物を倒す事も出来ない。魔物は死ぬのではなくカードとなって生きつづけるため。

過去の冒険者の日記を頼りに洞窟から程近い場所に町の建設を始める・・・

そして、物語が始まる・・・っと。
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で、こんなイラスト必須っぽいめんどくさそうなゲームを自分は作るのだろうか・・・?