凶悪犯罪の現場を見た!・・・テレビで。

なんだかんだテレビバッシングしてる割には見てます。
食事の時間、ついてるんだから目に入ってくるのは仕方ない。
今、外国人夫の行動を妻がスタジオの芸能人に対して訴えかけると言う番組がやっていたのですが、3点の不満点をあげて夫を追い詰めていく。

特に反省する様子も無く、まぁ、番組的にも反省されてしまうと面白くなくなってしまうので、わざと挑発してるッぽい演出に見える。
ところが・・・
三つ目の不満点、コレクター癖
これは、男性なら細胞レベルに刻まれている、女には理解しがたい物なのだが、それ故に、市場が確立している。
妻は、自分達の金で買ったものなのか、人から貰った物なのかを怒っているようだったが、スタジオに運ばれてきたブツを見て驚愕した。
・・・
ご主人が大切にしているらしい「フィギュア」がスタジオに運ばれてきたのだが、箱から出されていた。
当然の反応だが、ご主人が発狂した。
そりゃそうだ。私もテレビの前で目を見開いてしまった。

わかりにくいかもしれないが、事の流れをお金で表現すればわかりやすいだろう。
調べてみたら、スタジオで見たフィギュアは2万8千円の物だった。
それを、スタジオに搬入した際に、箱から出して持ってきた。さしずめ”壊した形”で搬入したのだ。
私も、箱なしでフィギュアを買ったことがあるが、8190円の商品が、2000円で買えるほど、箱、未開封と言う状態は重要な要素なのだ。つまり、価値を失ったゴミを目の前に、「買った物か、貰った物か」と言う論点違いの話し合いが始まる。



状況を理解してない有田 哲平。ご主人英語でぶち切れ。
まぁ、スタッフに渡されるがまま対応しているのだろうけど、スタジオの求める状況と実際のご主人の様子との温度差がやばかった。
というか、状況を把握せずに調子に乗った行動を、有田さんがとり続けた場合、暴力沙汰になってたんじゃないかな。。。
IMARUさんに、フィギュアがもらい物であるなら、あげちゃってもいいんですよね?みたいな、わけのわからない発言も見て取れたけれど、もう、状況はそんな所じゃないんですよ。
「貰った物か、買ったものかを問い詰める」というよりも、
「本人が知らない所で、大切な物を壊された」って言う状況なんですよ。
それに対してご主人「はい、もうそれは価値が失われているので、差し上げても構いません」と、酷く落胆して一言。
・・・そりゃ、そうなるか。
たぶん、有田的には「やめてくださいよー」みたいな発言から、買ったものだという証言を引き出すのを期待してのおふざけだったのだろうが、状況が違う。それ以上のおふざけは、いけない。
なんか、あやふやなまんま、その夫婦の番は終わったが・・・
見てて、気分悪かったな。



女性にしてみれば、指輪を買った、貰ったっていう話でスタジオに運ばれてきた時に、石とリングが別れて運ばれてきた、みたいなもんです。
アレが面白いと思って番組作ってるとしたら・・・。