ビリオネアガールを流し読み

ちょっと目に留まったので、ビリオネアガールという漫画を読んできました。
ストーリーとしては、総資産170億のプロディトレーダーの少女と、
平凡でマイペースな男の子が繰り広げる物語、なのですが・・・
劇中でも、少し触れられているのですが、運の要素が強い面で儲けたお金、
そんな話は少し触れる分には面白いが、嫌われる要素を含んでいる。
少女のお父さんが、そういった手段を用いたお金と言う事に嫌悪感を強く抱き、家庭崩壊みたいなシーンがあったのですが、
漫画を読み進めていくうちに、同じような嫌悪感を感じました。



人の興味を引くには、適度なストレスを読者に与える事、というのは漫画の手段だったりするのですが
話題が話題ですので・・・少なくとも、私には合わなかったですかね。
なんというべきなのでしょうか、少女の立ち位置が微妙にブレている感じなんですよ。
自分を変えたい、とか、主人公の少年と恋仲になりたい、とか、ほのめかす表現はされているのですが、
そうあろうとする姿勢が見えないんですよ。
やってる事と言えば、貧乏学生巻き込んで成金の浪費を見せ付ける。
一般の人に、170億の資産みたいな話をすると、引かれる、とか心配しているくせにご飯食べにいくと、理解しがたい価格の肉を注文。
つか、そういうの一人でやる分にはいいと思うんですけど、貧乏学生巻き込むなら、空気嫁と。
なんか、普通じゃない生活を送ってきた少女が普通の事に触れて、そのギャップに戸惑うなら見ててニヤニヤ出来るんですけど、逆だと不快なんですよね。
男女の立場交代しても、それは成り立ちそうです。
たぶん、今後の展開で思いっきりお金溶かして、今言ったことを体験する、みたいな展開になりそうな予感もしますが・・・

今後、どうなるかですね。