盤上遊戯は楽しいのですが・・・

http://krstbg.com/contents/sasori/001.html
全然関係ない女子を連れてゲームマーケットに行ってみた。



こちらの記事が面白かったので読んでました。
皆さん、ボードゲームは好きですか?
私は普通の人よりかは好きです。
ドイツのデベロッパーの人が作った懲りすぎたゲームは苦手ですが、人狼やゴキブリポーカーといった有名どころはもちろん、ラブレター、ダンジョンオブマンダム等ちょっと尖った物は自作して遊ぶ程度には好きです。
実際にプレイした事はありませんが。
・・・だって、友達いないし。少なくとも、介護奴隷状態から開放されるまでは無理です。
こんな悩みを抱えなくては成らないなんて異常だと思います、現状は。
まぁ、その愚痴は今回は置いておいて・・・。



で、上記記事の概要としてはボードゲームに興味の無いモデルさんをゲームマーケットにぶっこんだらどうなるか、という企画だったのですが
なぜだろう、モデルさんの意見の方が私の感覚に近い。
「早口でまくし立てて説明するブースの人は怖い」とか「設定がマニアックすぎて、わけわかんないのが多かった」とか。
ちゅーか、一番衝撃だったのは、企画側が「くにおのおでん」を知らなかった事。
何でこんなコアな卓上ゲームには詳しくて「くにおのおでん」知らないんだと。
詳しい内容はリンク先の記事を読んで貰うとして、概ねモデルさんもネガティブな印象は無かったようなまとめ方なんですよ。

この記事を読んで、改めてこんなに楽しいボードゲームが流行りにくいのかと、他の人が100万回話したようなネタを改めて記事にしたくなったのでしてみる事に。
まぁ、第一に流通が厳しいってのはわかります。
ネット上でゲームマーケットの記事を見かけて、「たのしそー」と思っても流通が死んでるから手に入らない、もしくは値段が期待値に見合わないから購入に至らない。
自分個人で言えば、ゲームマーケット的な雰囲気がまずダメなんですよ。
コミケもそうなんですが、人が一生懸命作った作品を見て終わりに出来ない。
手にとって購入しないというアクションは、その人の努力を一瞥の元に踏みつける行為に感じてしまうというか。
だから、手に触れたら買わないと後でもやもやしちゃうので、ああいうスタイルが無理なんです。
ああいう場でしか買えないからと、お金に糸目を付けず買う人は、いいお客様であっても本当の意味でそのゲームに向き合えてはいないと思います。
まさに青田買いなので。
あと、自分が一生懸命あれこれ考えて作ったものだから、説明時に熱が入るのは当然。
上記で言われてる、「早口で〜」の原因はここだとは思いますが、あれも苦手で・・・
お店で売り込みかけてくる店員がいると購入意欲が消失する性格です。気に入ったら私の意思で買うからほっといてくれ。
あくまで個人の感想です。
じゃぁ、通販で買えばいいじゃないとなるわけですが、まぁ、高い。
フリークの方と一般の方の認識の違いとして、
トランプが100円均一でいくらでも買える時代に、6000円って・・・みたいな事がしばしば。
高い理由はわかってますけども・・・。
正直、ギャンブルなんですよね。
全ての盤上遊戯が分け隔てなく自分にマッチして面白いか、といえばそんなわけもなく。
結果、ギャンブルに出せる額としては高いと。
流通が狭いので大量生産で安く作れない、結果高く売らなきゃいけない、気軽に買えず買い控える、流通が狭くなる。
悪循環です。



せめて、白黒でいいから印刷して手元で遊べるサンプルでもあればな・・・。
それで触ってみて面白かったら、いろんな人に広めるために白黒のA4ペラ紙じゃアレだし買うわ!
と繋がりそうな気はするんだけど。