パチンコは本当になくなったほうがいいと思った瞬間

今朝の祖父との会話でパチンコは本当になくなるべきと思った。
先日、祖父がパチンコで勝ったらしく、ここ数日の散財状況が目に余る状態だった。
勝ったらしい日は、「スイカを買ったんだ!スイカを!」と、何の相談も無くスイカを買ってきてしまい、
冷蔵庫に余裕が無かった為、だいぶ苦労して隙間を作りそこに配置。
その上で、更にぬか置き場から漬物の支度を始めたのでやんわりと
『その漬物、取り出してどこに補完するの?(青筋ビキビキ・・・』
祖父は少し考えた様子で、その手を止めた。
その日の晩、祖父が「パチンコで勝ったけど、特に食べたいおいしいものも無い」というので、
『いつも、うなぎの前でヤレヤレって顔してスルーするけど、それは興味なかったんだ?』
と言ってしまった。今思えば完全に愚行だった。。。
祖父は両手の親指と人差し指を合わせて
「これっぽっちで2000円とかじゃ、ばかばかしい」と答えた。
私も、それをみて、『んだんだ。』と相槌を打った。



翌日、土用の丑の日だからと、「うなぎを買うんだ!うなぎを!」と興奮してしまい、私はやってしまった・・・と少々げんなりしながら買い物の補助へ。
普段の買い物に加え、うなぎを買ったことで我が家のエンゲル係数が爆上がりしたが・・・
祖父の買い物欲求を多少なり解消しておかないと、もっとよくないことをしでかしかねないので、泣く泣く清算
家に帰っても、やれコーラが欲しい、やれあれが欲しいこれが欲しいと・・・
冷蔵庫ぎゅうぎゅうなんだからコーラ要らない!無駄に買いすぎてる缶ジュースから消費して!と言ったが・・・
午後、目を離した好きに近所の良く行くドラッグストアでなんか色々買い込んでいた。
パチンコであぶく銭が出来た時のこの反動が嫌だ。
負けた時のマイナス分を補填する事をあまり考慮しない行動、私には看過出来ない。



おいしいうなぎが食べれたからいいかといえば、手放しに喜べず。
おいしい事を全肯定してしまうと、散財が加速してしまう。
そんな会話展開に気を張ったの中で食べるうなぎが果たして100%楽しめるかというと・・・
うなぎに失礼極まりない食べ方しか出来ない。



そして本題、ようやく今朝の出来事である。
祖父の朝食などの準備をして、いつものようにたわいの無い話を聞いてあげると・・・
祖父「日本はカジノ法案なんてものを提案して、パチンコ業界を縮小させるからいつまで経っても景気が悪いんだ」
祖父「パチンコ業界が縮小して経営が成り立たなくなってパチンコ屋が潰れる」
祖父「店が潰れれば税金を回収できなくなる。だから、景気が悪いままなんだ」
のような事を言っていた。
たぶん、つらつら言いながら興奮してきてしまったのだろう。
私はいつものように、微塵の興味も無く。
私:「そだねー。いい事尽くめだねー。パチンコ屋がなくなるのなら、カジノ法案も大切だねー。」
と、嫌味たっぷりに返答。
祖父は私のいうことなんて聞いていないので、別にこう言う返答をしてもあまり問題は無い。
祖父は自分の言いたい事を言いたいだけ言いたいだけなのだ。
もっとも、カジノ法案のいいところがパチンコ屋を潰すだけならいいのだが、犯罪率や治安問題などをはじめ色々あるが・・・
まぁ、その辺は詳しくないので、必要に応じて勉強しようかと。
私「おじいちゃん、パチンコ屋が栄えたところで日本の発展への影響は極小さいよ?」
祖父「パチンコは朝鮮人の経営だからな」
私「(そこまで気がついてて、何故結論がそっちに行き着くかな・・・)」
私「だから、パチンコが栄えても、日本の利益に成るかといえば、売り上げが市場に流れるのはあっちの国だから。」
私「故に、日本の発展にパチンコなんて無くていいって結論になる。」
私「政府としては、日本国内に通貨が回る仕組みが欲しいわけだから、そりゃパチンコ店を潰す副産物があるならそれに越した事は無いって考えに成るのは必然だよ」
繰り返しになるが、治安やら犯罪助長やらの考慮をしないのであれば、であるが。
まぁ、この時点で別に祖父を説得するつもりで話してないので、どうでも良いのだが・・・
その後も祖父はとにかくパチンコ店が潰れるのが嫌という主張がしたいだけらしいので、(一方的な)会話内容は良く覚えてない。



ただ、こう言う人間を生み出すばかりなのであれば、パチンコはなくなったほうがいいね・・・



うなぎも、こう言うの無しに楽しみたかったなぁ