ワールドカップ2018-日本VSポーランド戦 最低の試合を終え感じた事

昨晩、日本が1次リーグ突破できるかどうかの大事な予選リーグ最後のポーランドとの一戦がありました。
珍しく私も自家製梅酒を片手に、早めに帰宅した父と一緒に最後まで観戦しました。
試合前半、両陣営とも得点は得られず、小休止の間に梅酒と父のお土産のつまみを卓上に設置し、テンション高めに入浴中の妹に「お兄ちゃんあれ買うぞーwww」と購入を躊躇していた、試合前に冗談で話していたある商品のネタを、
こちらの心情としては、「それくらいサッカーでヒリヒリする展開を楽しんでる」事を酔いながら体現した。
買うつもりは無かったが、まぁテンションが盛り上がっていた。
妹は大変いい子である。
試合の後半の途中、お風呂から出てきた妹が一言
「お兄ちゃん、さっき話してた商品、amazonで探してポチって置いたよ」
・・・ふぉぅ
妹としてはドケチな兄が珍しい事を言ったので背中を押してくれたのだろう。
ドケチな兄としてはサッカーとは別に財布がヒリヒリしていた。



まぁ、ソレハソレトシテ。
サッカー後半戦中盤、ポーランドに先制点を奪われてしまう。
ここで軽く補足をすると、この試合で日本は勝つか引き分けで1次リーグ突破
負けた場合、同じ時間帯に試合をしていたセネガルVSコロンビア戦でセネガルが勝てば1次リーグ突破
コロンビアが勝った場合得失点差というシステムで二位通過になるかならないかという試合だった。



同点でも許される条件の中での強豪ポーランド戦、勝てないとは踏んでいた(と言うより、負けるだろうなという予想)が同点ならとても気分が良い試合だなという読みで観戦していた。
そこへ来ての後半中盤の失点である。
否が応でも盛り上がる場面、尚いっそう日本への応援に力がこもった
・・・その後、不意に訪れた同時刻に行われていたセネガルVSコロンビア戦の情報
コロンビアが1点獲得と言う情報が届く。
状況としては、「イエローカードの総獲得枚数の差でこのまま日本がイエローカードを貰わなければ1次リーグ突破」と言う構図となる。
とはいえ、同点で1次リーグ突破と盤石の物として欲しい。
・・・
試合の空気が変わる。
というか、これは試合なのだろうか。
会場から大ブーイングが始まる。
競技場では日本陣営でのボール遊びが始まっていた。
ポーランドの選手は会場で寝転ぶなど、ふざけ始めた日本選手のボールを奪う事もしない。
刻々と試合(?)終了の刻が近づく
そして、終わる。
茶番終了の1分後、セネガルとコロンビア戦もそのままの得点差を保ち、終わる。
日本は何もせずポーランドに負け、そして1次リーグ突破が決まる。
・・・。
これは、実際に試合を見た人間でないと伝わりにくい感情だろう。
端的に言えば「少なくとも今回のワールドカップでは、もう日本を応援しない。今後もどうなるかわからない」



日本の男子サッカーは見る価値が無い。
これまで散々日陰のスポーツに座してしまっていた彼らが、今回も一度も勝てないだろうという予想を大きく覆し、日本以外からも注目を浴びた日本サッカー
侍ジャパンは勝てない!・・・いや、サッカーは侍ブルーっすよ?
みたいなほんと、わけのわからないポジションを今回のサッカーW杯では覆してくれた!
そして、再びその不名誉な評価を、ポーランド戦で取り戻した。